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"Ocean and Flyrod" 『海』を舞台にしたフライフィッシングのあれこれを綴っています。明日もまた釣りに行きたいから“リリース!”
by saltwater-ff
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大海原とフライロッドについて
 日本語が読める世界の皆様はじめまして。もしくは、こんにちは。
 ここは2004年7月20日の海の日からスタートした、日本の東京から、海のフライフィッシングに関する個人的な情報を勝手に発信しているウェブログです。
 日本における海のフライフィッシング事情は、ごく少数の人だけが熱狂的に楽しんでいる……という感じです。
 わりと不毛で徒労に終わることが多い釣りなので、普通の釣り好きにはお勧めできませんが、フロンティアスピリッツにあふれた方やマゾヒスティックな趣向がおありの方、釣りをしている最中は体温がやけに高くなるといった方に、これほどマッチする釣りも少ないでしょう。
 もし、あなたがそういったフライフィッシャーマンであるならば、このウェブログにたどり着いたのも何かの縁だと思います。

 というわけで、ようこそ!


Hi, everyone!
Ocean and Flyrod (This Weblog) which was started from Japanese Marine day on July 20, 2004.
This is disseminating the information about saltwater fly-fishing freely from Tokyo Japan.
If you are Kinky S.W.F.F. anglers, I say Welcome !


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Mail: saltwater-ff(at)excite.co.jp
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第20回 トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント参戦レポート (前編)
第20回 トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント参戦レポート (前編)_b0000168_1442668.jpg

 去る10月5日(日)に開催された『トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント』(以下TBSFT)に参戦してきました。今大会は20回を記念する大会で、参加選手の気合も十分。私も前回の3位の自己記録を少しでも上回るべく、あれこれ戦ってきました。

 本日はその模様をレポートしたいと思います。






 思い返せば私がTBSFTに初めて参加したのが2004年の9月、第12回大会でした。初参戦で審査に持ち込めたシーバスは44.0cmの1匹(あとリミット外の20cm級が1匹)という、惨憺たる結果でした。それ以後もC&Rできたのが1匹だけだったり、ノーフィッシュだったこともありました。それが一昨年の大会で最多C&R賞、昨年の大会では5位、今春の大会では僅差で3位に入賞できたものの、入賞常連のベテランの方々には遠く及ばない結果でした。しかしまぁ「継続は力なり」と昔の人はよくいったもので、念ずれば花開く、なんとなんと、今大会で優勝の栄冠をいただいてしまいました!!!! というのは前回のエントリーでお知らせしたとおり。
 本日はいつもどおり、大会前日のプラクティスを含めて、第20回TBSFT振り返ってみたいと思います。


 その前に「このところの“大海原”は更新頻度が遅いんちゃうの?」とお思いの皆さん、すいません! はっきりいって更新が滞りがちになっています(今のところ週1回が精一杯です)。その原因は、今夏に仕事の内容がいろいろと変わりまして……。新しい仕事環境に慣れるのに必死のぱっちなのであります。新しい仕事環境になってもう2ヶ月が過ぎましたが、まだ予断を許さない状況なので、もうしばらくはスローペースな更新が続くかと思いますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。メリハリがあってこその充実。更新頻度が以前のように戻ってきたら「あぁ、コイツも新しい環境に慣れてきたんだな」と思ってやってください。そんじゃ、脱線はこのくらいにして。


 例によって大会前日の10月4日にシークロOキャプテンのガイドでプラクティスを行いました。この前日プラにどの程度の意味があるか、疑問視する方もいらっしゃると思います。シーバスは一夜にして居なくなったり、大挙してやって来る(もしくは活性が急激に変化する)ことがままあります。「昨日まであんなに居たのに……」というのが常套句になるほど、本当に神出鬼没な一面があるのです。だから前日よく釣れたからといって安心はできないのですが、アングラー側の体を慣らしたり気分を盛り上げるというメンタル面を考えると、大いに意味がある行為だと思います。少なくとも、仕事に追われてフライロッドを振るのが1ヶ月以上ぶりという体たらくなヤツ(=私)にとっては、鈍った勘やキャストの距離感を微調整するのに、非常に重要な意味を持っていました。

第20回 トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント参戦レポート (前編)_b0000168_137192.jpg
(プラでの最大魚63cmでルネッサ~ンス。やっと拾い釣った1匹でした)


 プラの出船時間は午前6時過ぎ。大会当日のスタート地点から横浜界隈に戻ってきた時間帯という設定でスタートしました。最初に向かったのはここ数日間でボイルが頻発しているというオープンエリア。シークロOキャプテンによると、60UP、70UPのシーバスがボイルし、連日C&Rしているとのことで、期待に胸が膨らみます。ほどなくしてポイントへ到着。ほぼベタ凪の海面を見渡していると、10分に1、2回くらいの頻度でボイルが起きます。とりあえずあちこちへイワイミノーをキャスト&リトリーブしていると、ほどなくして30cmくらいのシーバスがヒット。このまま続行!?と思いきや「うーん、ちょっと薄いみたいですね……」とOキャプテン。早速出ました! 「昨日まで凄かったのに」発言!(笑)。でもね、こんなの慣れっこですから気にしません。そりゃ、ボイルでバコバコ釣れるのは楽しいですけどね。大会当日にボイルにめぐり合えるかどうかなんて、不確定要素に頼るのはよくありません。プラでは不安要素を消去していき、大会当日に迷いが生じないようする意味もあるのです。この時点で私はOキャプテンと相談し、居着いているであろう魚を拾い釣っていく作戦を選択しました。
 で、まぁ、その作戦に応えてくれるのが、シークロOキャプテンのスゴイところです。いや、これはお世辞でもなんでもなく、「居る」というポイントでは必ず反応があり、釣れてくるおおよそのアベレージサイズまでいい当てちゃうのですから、フィッシングガイドとしてのスキルやセンスの良さをビシビシ感じました。こういう書き方をすると誤解を招くかもしれませんが、多くは釣らせてもらった魚でした。

 プラの予定時間を半分ほど終了し、横浜界隈のストラクチャーや停泊船まわりに魚が着いていることは把握できました。ただ魚影が抜群に濃いというものではなく、一番いい場所で1匹出るかどうか、外したら2発目はほとんど出ないというシビアなポイントも多かったです。そこで念のためにOキャプテンもしばらく行ってないという南本牧方面の状況を確認するために大きく移動することに。

 ここのところサバの回遊が多いようで、いろんな釣り人を楽しませてくれているようですが、南本牧の某ポイントではまったくの空振り。また別のポイントでは普段入れないエリアが開放されていて「これは天啓か!?」と、Oキャプテンと二人で興奮しましたが……すぐにタグボートから「そこのプレジャーボート、大型船が入港しますので危険ですから移動してください……」のアナウンスが。武士の情け。せ、せめて1投くらいさせておくれ~(笑)。

第20回 トウキョウベイ・シーバス・フライフィッシング・トーナメント参戦レポート (前編)_b0000168_139391.jpg
(珍しく竿を出して楽しむOキャプテン。オービス・ゼログラビティ+3Mシャークスキンが良型のイナダに引き絞られて、嬉しさのあまり思わず笑顔になった1コマ)

 ま、そんなこともありながら南本牧の壁(500~600mくらい)を延々とイワイミノーで攻めまくっていると、ドカンと一発! この日一番となる63cmをC&Rできました。しかし、圧倒的に魚は薄い。1時間半くらい流して1匹というのは非常に効率が悪いですが、リミット達成後の入れ替え候補地としては、いい調査になったのでした。その後は大好きな根岸湾をチョロっと覗くつもりが、思わぬイナダ、ソウダ、サバの猛ボイルに遭遇して、Oキャプテンと2人でキャッキャいいながらボイルの釣りを堪能したのでした。

(つづく)

by saltwater-ff | 2008-10-16 01:46 | 戦いの記録
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